ポウ動物病院では、健康診断を予防医療のひとつと考えています。健康診断によって、次のことが分かります。
犬・猫の1年は、人の4~6年に相当するといわれています。体調の変化や病気も早いスピードで進行します。病気の早期発見のためにも、若く健康なうちから、その子の平常値を知っておきましょう。
犬・ネコの年齢(人間年齢換算表)
ワンちゃんネコちゃんは思っている以上に早く年をとります。大型犬だと成長速度はもっと早くなります!
犬猫 | 1カ月 | 6カ月 | 1歳 | 2歳 | 3歳 | 5歳 | 7歳 | 10歳 | 15歳 | 20歳 |
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人 | 1歳 | 9歳 | 17歳 | 24歳 | 28歳 | 36歳 | 44歳 | 56歳 | 76歳 | 96歳 |
A.ホップコース
6歳までの持病のない子におすすめです
B.ステップコース
7歳以降のシニア期の子におすすめです
C.ジャンプコース 半日入院します
シニア期・持病のある子にもおすすめです
- 当日は、診察の後お預りして午後に検査を行い、夕方お迎えとなります。
- 食事は前日の24時まで、飲水は当日の7時までに終えてください。
- すべてのコースに尿検査が含まれます。液体の状態でご持参いただけますとスムーズに検査が進みます。(事前に採尿専用のスティック(別途110円)のお渡しも可能です)。
- 状態や性格により、検査に支障が出る場合、動物の安全を優先して止むを得ず、中止する場合があります。
検査内容
1.身体検査
視診・聴診・触診で機能異常がないかを確認します。
2.血液検査
血球計算、生化学検査により血液や各臓器の異常がないかを検査します。またB、Cコースでは血液中の甲状腺ホルモン濃度を調べます。
3.尿検査
腎臓や膀胱の評価をします。
4.レントゲン検査
心臓や肺、骨、内臓の大きさや形に異常がないか検査します。
5.エコー検査
臓器の形状や動きに異常がないか、腫瘍の有無を観察します。
結果報告
検査結果はおよそ3週間後、郵送でご自宅にお届けします。なお、レントゲンとエコーの結果については、検査当日にご説明します。
予約方法
お電話または、受付窓口にて承ります。実施日は、木・金・土・日曜日の午後12時からです。
若い子でも定期的に画像検査をしましょう
画像検査ではこんなことがわかります!
レントゲン検査・超音波検査では、臓器の大きさ、腫瘍・腫瘤の有無、結石の有無、胃腸の運動、骨・関節の異常などを調べることが出来ます。ワンちゃんで多い、心肥大、胆泥症、関節炎、腹腔内腫瘍、膀胱結石などは、血液検査だけでは見つけることは困難です。特にシニアのワンちゃんは画像検査も併せて行うことをお勧めします。
こんな症状は要注意
今は無症状でも潜在的な疾患を持っていて、急な症状を呈し亡くなってしまうケースも見られます。画像検査で早期発見ができますので是非、健康診断と合わせて受診してください。
子猫と保護猫のお迎えコース
- 子猫や外で暮らす猫を保護したときに最適の、基本的な検査と予防をセットでご案内します。
- 先住猫さんがいるお宅に新たにお迎えする時や、宅内に一時保護をする場合に、検査をすることで安心してお迎えできます。
検査内容 予約不要
- 便を少量(指関節ひとつ分程度)、ビニールに包んでご持参いただけますとスムーズに進みます。
- 寄生虫の駆除が必要になった時は、別途費用がかかります。
子猫&保護猫の受付時間
午前は11時まで、午後は17時までに受付をしてください。
※混雑時は再度来院頂くこともございます。ご了承ください。
ネコちゃんには2~3段ゲージがおすすめ
新たな生活をスタートするにあたり、人も猫も安心できるよう、2~3段ケージをご用意することをお勧めします。
2~3段ケージがおすすめの理由
- 逃走を防ぐことができる
- 新しい飼主さんや宅内環境を、守られたケージの中から観察させることで、猫の気持ちを落ち着かせ、お互いに徐々に馴れていくことができる
- ケージに馴らすことで、留守中や来客時、万が一の災害避難時にも猫がケージ内を
自分のテリトリーとして落ち着いて暮らすことができる